悲しみの忘れ方
爽やかな風が吹いて 木々の枝 揺らしている
木漏れ日のその下を歩きながら想う
どんな道もきっとどこかへ続く
あの頃の私たちは 今いる場所もわからずに
暗くて見えない道 星を探すように
胸の奥の夢を手がかりにしてた
つらいこともいっぱいあった
いくつもの坂 登った
迷ってるのは 私だけじゃないんだ
そばにいつだって誰かいる
いいことひとつ 今日の中に見つけて
悲しみをひとつ 忘れようとして来た
突然に鳴り響いた 雷に逃げ惑って
夕立に濡れながら雲を見上げ想う
どんな雨もやがて晴れ間に変わる
その時のあの彼女は 自分の居場所 失くしてた
みんなとはぐれそうで心配をしたけど
探す声を聞いて道に戻った
ケンカだっていっぱいしたよ
だから仲間になれたんだ
悩んでたのは 私だけじゃないんだ
逃げ出そうとした何回も
あきらめかけて 今日ちょっと頑張って
明日はそれ以上 頑張るのが希望だ
迷ってるのは 私だけじゃないんだ
そばにいつだって誰かいる
いいことひとつ 今日の中に見つけて
悲しみをひとつ 忘れようとして来た
思い通りに 何も行かないけれど
それでも誰もが前を向く
みんな同じだ 迷い悩み傷つく
悲しくなったら もっともっと泣こうよ