無意識とは
ケイゴ イワセ
ある晴れた 海に立って
波うつ回数 遠くなる意識で歌って
つかまって夕方へ
気化してく水つかんで
まだ手にあるだけ口に注ぎ込んで
溢れ出し 親指ふさぎ
けどいつか アスファルトに撒く
毎日が歌うためにある
事を今日知って
ずっと一人でいたんで
囲む毎日探していた、歌った
彼が離れてしまって
知らないでいた
苦しみも分かってきた
たくさんある 肩の荷物を
二ついらないので 燃やす
誰にだって終わりある未来
探しづらい
ただきっと 生きていたいって
願う帰り道 鼻歌、歌った
いたずらに 親指透かし
聞きたくない 雑音ふさぐ
誰に何て言われ
親の事まで否定されても
何度 心で泣いて
すさむ前に 深いため息をして
毎日が歌う ためにある事を
今日知って
ずっと一人でいたんで
囲む毎日探していた、歌った