世界中の海の水
逢いたい気持ちが消えなくて
きみの町へと走る
あの部屋にはもういないけれど
それでもいい いいんだよ
二人で出かけたあのカフェは
今夜も暇そうだよ
いつもの映画流しながら
マスターひとり見てる
あの日絵文字が消えて
既読になったまま
あのドアにきみの横顔が
映ったような気がしたけど
世界中の海の水でも この火は消せない
おおげさかな 気のせいかな 忘れられないよ
二人で出かけた公園の
ベンチに座ってみる
日曜日は嫌いだよね 誕生日もクリスマスも
出逢わなければよかったのかな
何度も考えるよ
だけど無理さ とても無理さ
きみのいない世界なんて
あの日きみは震えながら
このままでいいと言った
骨が砕けそうに悲しくて
消えてしまいたかった
世界中の海の水でも この火は消せない
おおげさかな 勝手だよな きみに会いたいよ
世界中の海の水でも この火は消せない
おおげさかな これが愛かな 忘れられないよ
逢いたい気持ちが消えなくて
きみの町へと走る
あの部屋には見覚えのない
カーテンかかってる