狂った果実

Shinji Tanimura, Takao Horiuchi

ひとしきり肩濡らした 冬の雨
泥をはねて 行きすぎる車
追いかけて ケンカでもしてみたら
少しぐらい心もまぎれる

狂った果実には
青空は似合わない

家を出た あの時の
母のふるえる声は
今でも 耳に
響いてる 低く高く

ポケットで 折れていた ハイライト
おかしくて 吸う気にも なれず
かじりかけのリンゴをただ おもいっきり
投げつける 都会の闇に

許してくれなんて
言えない 今の俺には

ナイフ捨てたこの手で
回す ダイヤルの音
せめて もう一度
きざみたい 声がある

生まれてきた事を
くやんでないけれど

幸せに暮らすには
時代は冷たすぎた
中途半端でなけりゃ
生きられない それが今

狂った果実にも
見る夢はあるけれど

どうせ 絵空事なら
いっそだまってしまおう
せめて この胸がさけるまで
Silence is truth!

Wissenswertes über das Lied 狂った果実 von 谷村新司

Auf welchen Alben wurde das Lied “狂った果実” von 谷村新司 veröffentlicht?
谷村新司 hat das Lied auf den Alben “21世紀 BEST of the RED 1972~'81” im Jahr 1997 und “Best Collection Iihi Tabidachi” im Jahr 2011 veröffentlicht.
Wer hat das Lied “狂った果実” von 谷村新司 komponiert?
Das Lied “狂った果実” von 谷村新司 wurde von Shinji Tanimura, Takao Horiuchi komponiert.

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