螺旋世界
Tamate Box, Eir
守ってきた自尊心 呼吸をするかのように
剥がれ落ちた自信に 体も小さく震えた
鏡の中 笑う自分さえ そう 嘘に見えて
巡る時のなかで しゃがみこむ
見上げる空に揺れる 輝く星
ずっと続く夜の中
いつも何か探し続けてた
光の向こう君が僕を
'ここへおいで' そう呼ぶから
滲む 螺旋世界
右向け右と強いる 社会に歯向かう様に
背中を向けたままで 振り返る事もやめてた
鏡の中 零す涙さえ 他人事みたいで
廻る時は無情な速度で
突き放して欺く 音も立てず
理性も壊す痛みに 苛まれて 歪んでたきのう
瞼の裏の君がそっと
'ここにいるよ' 囁くから
叫ぶ 螺旋世界
真っ暗な壁に見えた 雲は晴れて 今を照らしてる
眩しくて目を逸らす僕に
'そばにいるよ' そう言うから
2つ手を取り合い 愛を手繰り
生きる 螺旋世界