不死鳥
Inaba Koshi
たしかに聞こえた やわらかな寝息
それは気のせいじゃなく
ほの暗い窓の形と
いっしょに覚えてる 場所
まぶしい出会いは はかなさの香り
楽しみと哀しみは コインの裏表
ぴたりくっついたまま 回ってる ...
いずれ飛び立つ鳥のように
じっと空を見てたよ
裏切られても ほっとかれても
きっとまためぐり逢う
不死鳥のように 炎があがるように
いつか君は僕の前に現れるでしょう
日常は誰にも平等におとずれ
幸不幸にかかわらず
それをクリアしなきゃいけない
ものだと思う 実際 ...
信じられるものひとつあれば
なんとかできるはずだろう
ひき裂かれても 忘れられても
果てることない夢
不死鳥のように 炎があがるように
罪深い鼓動は激しく鳴りはじめる
あの時君は どのくらい
心を許してくれたのだろう
間違っていても みっともなくても
終わらせない夢
昼の月のように 眠る虹のように
それはいつもそこにある
ひき裂かれても 忘れられても
果てることない夢
不死鳥のように 炎があがるように
罪深い鼓動は激しく鳴りはじめる