加速度
浅い眠り まどろむ朝
昨日が 思い出になる頃
零れ落ちた 涙の跡
希望へと架かる虹 続いている
あこがれが加速度を
つけて廻り始めた
少しだけ背伸びした
指切りなら 忘れてないよ
動き始めた 時計の針が
未来を指すから
不安な気持ち グッと抑えて
ステップを踏む
蕾が花へ 音も立てずに
膨らみはじめる
もう迷わない 未来の夢へ
想いは繋がってゆく
指の先で 溶けてしまう
幻 追いかけた夕焼け
どんな夢でも叶えられる
自分と約束を 交わした日
次のドア 開くため
鍵を掛けた記憶も
ほほえみで抱きしめる
時がいつか 戻ってくるから
春色のシャツ 袖を通すと
風がきらめいた
もう大丈夫 胸に刻んで
歩いてゆける
芽生えの季節 降り注ぐ陽を
両手で受けとめ
誰より遠く 夢の轍(わだち)を
描き続けていくよ
あこがれが加速度を
つけて廻り始めた
少しだけ背伸びした
指切りなら 忘れてないよ
動き始めた 時計の針が
未来を指すから
不安な気持ち グッと抑えて
ステップを踏む
蕾が花へ 音も立てずに
膨らみはじめる
もう迷わない 未来の夢へ
想いは繋がってゆく