偽愛
グラス中の ice cube と快感に溺れ溶けた時に朝を
迎えもうただの君に戻ってる ってことは口にはしないでって
言わせないでって「イかせないで」って
声を殺したってもう気づいてるよ
沈めた欲情が君と重なる
瞬く間にまた微かにざわめく
「ごめんね」なんてかけることもなく
君の手を引いて気づけば同じ夜へ
小節をただ刻むようにそっと響いてる
軋み揺れるシングルベッドで2人
相槌なしに愛撫しかける
形だけの「大好き」に濡れたままで
気づけば眠りについてた僕を
寂しそうにに後ろから抱きしめた
ドアが閉まってく最中君に「待って」
なんて言えやしなくてまた口が止まってる
君の好きな alcohol に裸同士ダイビング
都合いいときに呼んで都合よく終わってく
きっとそう思われてることも僕は知ってる
消える背中浮かぶ想い 部屋に一人いれば
消えぬままでクズだなんてわかってるよ
だけどまた求めてる身体が君の身体を
君の糸と距離を縮めることはできない
けれど君と身体だけは夜になれば重なり
涙流す身体すらも快感に変わってる
わかってるさ 告げ口は糸を切るハサミと
二人だけの空間で喘ぎ殺す瞬間
ダメだなんて気づいてた だけどまたキスをした
都合悪い言葉には口を口で塞いで
愛情と欲情を偽りズラしてく
寂しいけど会った時どこかを疑って最後は私も賢者
自分自身が何してるか分からなく酒飲み 酔い 正座
ヤると好きになって君がその気になったら「やっぱいいや」
ガチクズじゃん 今更気づいた中途半端
君に他のセフレ出来た時は嫉妬する everyday
腹立つよねメンヘラ気質 ごめんね残念な出来で
戻れない 戻れない 戻れないよ
「これで最後」とか思うけど 恋愛めんどいしくしゃくしゃ
セフレじゃ響き悪いじゃん
深いとこを見たくもないじゃん
良い愛だけ共有したいじゃん
今日も過食 苦しくて吐いた
このおかし過ぎる現象をなんて呼ぶんだろう?
ほら まただよ
君に逢いたくなってきてるんだ どうしよう
繰り返す