White tree
mao
駅へ急ぐ足を 少しでも止めようと
かじかむ声 響いてる 誰かが歌う
クリスマスソング
あんなに素直に
伝えることできたら
今とは違う形
待ってたかも知れない
明日のどこを探しても ダメなんだ
君じゃなくていい
理由 見当たらない
粉雪が舞う夜 何もかもを 全部
真っ白に 真っ白に
染めてくれたらいいな
願いは空しく 色濃く 続くだろう
それでも 僕らは
足あと残すために 歩いた
そんな日々の中で
見つけた 白い嘘
見落とすほど 小さく
見慣れるほど 近くで
離れてく気持ち
気づいてたんだ ずっと
僕じゃなくていい 答えを聞かせて
街角にあふれた 恋人たちみたいに
温かく 温かく
寄り添えたらいいな
降り積もる頃に 二人 きしむ音が
確かに 聞こえた
戻れないとわかって 歩いた
君が欲しがった
プレゼント抱え 向かおう
あの広場まで 続く
イルミネーションが 綺麗
最後の夜にしよう
「サヨナラ」をあげる
粉雪が舞う夜 何もかもを 全部
真っ白に 真っ白に
染めてくれたらいいな
願いは空しく 色濃く 続くだろう
それから 僕らは
足あと隠すように 歩いた