Pink Prisoner
Tamio Okuda
ぼろぼろに疲れた 体をむりやり 引き起こされて
笑顔ひきつらせて 迫る胸に押しつぶされてる
自慢の long, long legs さらけ出して
誘いのポーズ 横目でながめ
愛され過ぎて 行き場のない心抱いて
閉じ込められて やりきれない モノクロの叫び声
週に一度きりの 休みの日さえ 電話の前で
今夜のお相手も 死ぬ程長い安物のことば
虚ろな視線は 時計の針
猫なで声も もうお手のもの
愛され過ぎて ピンクの手錠で つながれて
閉じ込められて 抜け出せない 明るいだけの部屋で
愛され過ぎて ピンクの手錠で つながれて
閉じ込められて ふらふらで 立ち上がれない
愛され過ぎて 行き場のない心抱いて
閉じ込められて やりきれない モノクロの叫び声