追憶のライラック
鍵をかけて しまいこんでた思い出を
開いて出かけてみたんだ
風に吹かれ 歩いて空を見上げたら
新たな未来が巡るよ
返事も出来ない問いかけを僕にしてた
君は終りがどこだか解っていたのか
何度も「寂しいときだけそばにいてくれ」と
わがままな僕を抱き締めて
優しく笑った君を思い出し
涙を流していた
時を止めて 記憶の中の幸せに
ふたりの全てを浮かべた
これから見つける どんな美しいものも
敵わないほどの夢を見ていたんだね
何度も言い出して辞めた言葉の欠片を
集めて繋げる物語
自由に愛した記憶があるから
終わらない未来
寂しいときだけそばにいてくれと
わがままな僕を抱き締めて
優しく笑った君を思い出し
涙を流していた