Nothing
Gen Hoshino
夜を看取った 空に種火が
まだ 街角は眠ったまま 静かに
布で包んだ 君の寝息が
ただ 霧の様な灯りで 部屋照らした
変わらぬ愛を知って 瞳輝き増して 時間よ止まれよ
君を誇る事で 私は生きているって 呆れた本当さ
なにもないな
街は怒りと 夢を注いだ
ああ うんざりだ僕らは ただの器だ
布に籠もった 残り香 君の吐息が
何も 持つ事のできない手を 握った
止まない愛を知って 世界色づき出して 命よ続けよ
いつも気付いていた 君に渡せるものが 馬鹿げた僕には
なにもないな
変わらぬ愛を知って 瞳輝き増して 時間よ止まれよ
君を誇る事で 私は生きているって 呆れた本当さ
ああ なにもないな
ララララララ