乾涸びたバスひとつ

Kenshi Yonezu

小さなバスで暮らしている 少女はいつでも待っている ひとり
呆けた色に変わっている 緑の木目と蛍光灯 ひとり

愛されては 宙に浮かんだ 夢のあと 探して歌ってる
ピンホールの あやふやな写真ばっか
並んで凍えてる

ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか
煉瓦の短いトンネルを 潜り抜けるのをためらって
何でもないような秘密つくって 二人は共犯者になって
とても深くまで落ちたこと 口を開いてしまったこと

小さなバスで暮らしている 見つからないまま泣いている ひとり
大事に大事にしていたのに 二人を写した写真がない どこにも

太陽のような林檎が落ちた 心ばっか 探して歌ってる
ピンホールの あやふやな写真ばっか
並んで凍えてる

ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと
霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って
このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって
ありもしないと言えないこと 何処にもいけないこと

知っていた 恥ずかしくなるようなこと
心もいつか灰になること
それでいい ありのままで幸せだ
小さなバスは 海へ落ちていく ooh, ooh, ooh, ooh, ah-ah

ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか
錆びた金網にぶら下がり ボタン千切って笑ったこと
何でもないような秘密つくって 二人は共犯者になって

ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと
霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って
このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって
ありもしないと言えないこと 今もわたしは揺られている

乾涸びたバスひとつ
乾涸びたバスひとつ
乾涸びたバスひとつ

Wissenswertes über das Lied 乾涸びたバスひとつ von 米津玄師

Wann wurde das Lied “乾涸びたバスひとつ” von 米津玄師 veröffentlicht?
Das Lied 乾涸びたバスひとつ wurde im Jahr 2012, auf dem Album “diorama” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “乾涸びたバスひとつ” von 米津玄師 komponiert?
Das Lied “乾涸びたバスひとつ” von 米津玄師 wurde von Kenshi Yonezu komponiert.

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