海と山椒魚

Kenshi Yonezu

みなまで言わないでくれ 草葉の露を数えて
伸びゆく陰を背負って あなたを偲び歩いた

二人で植えた向日葵は とうに枯れ果ててしまった
照り落ちる陽の下で 一人夏を見渡した

今なお浮かぶその思い出は
何処かで落として消えるのか

あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が
雨にしな垂れては 流れ落ちますように
真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に
安らかであれやと 祈りを送りながら

みなまで言わないでくれ 俺がそうであるように
あなたが俺を忘れるなら どれほど淋しいだろう

岩屋の陰に潜み あなたの痛みも知らず
嵐に怯む俺は のろまな山椒魚だ

零れありぬこの声が 掠れ立ちぬあの歌が
風にたゆたうなら あなたへと届いてくれ
さよならも言えぬまま 一つ報せも残さずに
去り退いたあなたに 祈りを送りながら

青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る
青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る

今なお浮かぶこの思い出は
どこにも落とせはしないだろう

あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が
雨にしな垂れては 流れ落ちますように
真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に
安らかであれやと 祈りを送りながら

青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る
青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る
青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る
青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る
それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る

Wissenswertes über das Lied 海と山椒魚 von 米津玄師

Wann wurde das Lied “海と山椒魚” von 米津玄師 veröffentlicht?
Das Lied 海と山椒魚 wurde im Jahr 2014, auf dem Album “Yankee” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “海と山椒魚” von 米津玄師 komponiert?
Das Lied “海と山椒魚” von 米津玄師 wurde von Kenshi Yonezu komponiert.

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