君がいなくなる12月
君が今 微笑んでいる
それだけなのに切なくなるんだ
新しいその生活を
応援したいと思ってるのに
人は誰もすぐそばを
過ぎる時間に気づかずに
今日という日が
止まって見えるらしい
君がいなくなる12月
まだ先だと思ってたけど
ドアを開けて 感じた風が
もう 肌寒かった
僕は残されたその日々を
思い出さないようにしてたけど
君だけがいなくなるなんて
どうしても 想像できない
目の前に手を伸ばす度
確かに君は存在していた
一言も話さなくても
そばにいるだけで 安心できた
それを愛と認めずに
言葉にはしなかった
できることなら
あの日に帰りたい
君がいなくなった1月
あっという間に一人になって
しんしんと降ってる雪を
ただ ぼんやり見てた
僕はどうすればいいのだろう
取り残されて何もしたくない
ああ 君を忘れられるまで
気が抜けて 立ち直れない
だって 今でも 僕のカレンダー
ずっと 12月のまま
永遠に変わらない
君がいなくなる12月
まだ先だと思ってたけど
ドアを開けて 感じた風が
もう 肌寒かった
僕は残されたその日々を
思い出さないようにしてたけど
君だけがいなくなるなんて
どうしても 想像できない
そんな日が来ないで欲しかった