Hallucination
キリト
冷たく突き刺さる少し懐かしい風
肌が覚えている貴方を思い出す
光が交錯する波に揺れる面影
忘れたころにそっと貴方を映し出す
長いような一瞬の屈折する残像は
そっと微笑みながら二人を引き離す
指の隙間を逃げて落ちる
砂のように崩れていく記憶のように
どこまで歩いていけば触れられるの
優しく見守るような幻覚の夢
どれだけ影を殺せばたどり着くの
夜明けと共に消えていく貴方の影に
このままここでずっと
夢を見ていたかった
だけど朝は無情に明日を見せつける
瞬きのような儚い夢
いつの日か笑いながら
話せるだろうか
どこまで歩いていけば触れられるの
優しく見守るような幻覚の夢
どれだけ影を殺せばたどり着くの
夜明けと共に消えていく貴方の影に
瞬きのような儚い夢
いつの日か笑いながら
唄えるだろうか
どこまで歩いていけば触れられるの
優しく笑いかける幻覚の夢
どれだけ影を殺せばたどり着くの
夜明けと共に消えていく貴方の影に