僕の中だけの君
秀人 村松
悩んでいる今日も机の上
目を閉じても変わることない
日々が流れ 君の笑顔も
もう僕のものじゃないから
ロッカーの上に座ってる君に
何度も声をかけようかと
思っていても 目をあわす事さえも
できないままさ
何かが違う
僕といた君じゃないよ
時が過ぎれば
人は変わってしまうのか
隣のクラスにいるはずの君が
今の僕には遠くて
映画の中の他の世界の人みたいで
どこかさびしい
手をのばせば すぐ届いた君なのに
終わった恋を信じたくない
仲間達は楽しそうに笑うけれど
僕一人笑えないのさ
悲しくはない でも寂しい
どうすればいい
君といた夏は
もう戻って来ないんだ
君への僕の想いを
全て伝えたいけれど
もう終わりだと分かったなら
思い出に変わってゆくだろう
思い出にしたくはないんだ
隣のクラスにいるはずの君が
今の僕には遠くて
映画の中の他の世界の人みたいで
どこかさびしい