キミのドアをノックする
BORO
キミの涙より 綺麗なものは
まだ見たことがない この僕だ
静かに瞳を 閉じたまま
カギもかけずに
待っているだろう
だから今夜 飲んだくれの僕が
キミのドアをノックする
キミの微笑みは 雨の後に来る
虹よりも 崇高な色で
どんなに 落ち込んでいても
希望の光が さしこんでくる
だからドアのノックが聞こえたら
僕を部屋に通してくれ
好きで 好きで
たまらないキミを
死ぬほど 愛してしまった僕は
今日もキミのドアをノックする
タクシーの中の カーラジオからは
悲しい失恋の 歌が流れ
僕には 考えられない
キミとの別れなんて どうしても
今キミの家へと 急いでいる
僕はキミを 愛している
好きで 好きで
たまらないキミを
死ぬほど 愛してしまった僕は
今日もキミのドアをノックする