安息の日々
涼 飛鳥
いつの日も私は見えない道を
たよりない足どりで歩いた
ためいきひとつで
こわれてしまうよな
そんな人生を
時には人知れず休むことを覚え
このまま眠りたいと思った
ありきたりの夢ありきたりの愛
それさえもわずらわしく感じた
ただ流れてゆく季節の中で
私は何を何を感じて
生きてゆけば生きてゆけばいいのか
この空見あげて今度こそはと
何度つぶやいてみただろう
春はいつの日もやさしいふりだけで
私の目の前を過ぎてゆく
ただ流れてゆく季節の中で
私は何を何を感じて
生きてゆけば生きてゆけばいいのか
ああ限りなく風吹けども
この道遠けれども
この瞳をあけて歩けるような
そんな勇気がそんな勇気が
今はほしい