Big Tree
涼 飛鳥
海の上にそびえる不思議な木を
大きな旗を立てて眺めている
眠りから覚めて 夢を着替えた
どんな季節にも 自由の姿で
倒れない気がしたから
朝のドアをくぐった
君は見たかひとつの
鼓動分け合いながら
心にふちどられてる
君だけの big tree
非常口の明かりを気にしながら
小さな窓を開けて微笑む人
ためらいを捨てて ビルに上ろう
空に掛けた絵を 胸に持ちこんで
昨夜見た夢の中
はためかせてみようか
君は見たかひとつの
鼓動分け合いながら
心の場所を知らせる
君だけの big tree
大きな海と大きな空と
大きな旗と君だけの big tree
黄昏の夕陽うけても沈まない
君だけの big tree
大きな海と大きな空と
大きな旗と君だけの big tree
動かない景色のような
誰かがくれた生命の big tree
君は見たかひとつの
鼓動分け合いながら
心にふちどられてる
君だけの big tree