ウソノイロ (Uso no Iro)
[GRANRODEO「ウソノイロ」歌詞]
僕らが知ったつもりでいた嘘は
互いの思い込みが深まって真実にさえならなかった
まるで呼吸をするように咲いた
喜びとか悲しみの花に色を染められなかった
交わせば交わすほど無意味が口をこぼれて
本当に大事なカタマリは夢中で空気に溶けた
最期にしようと決意した仮初は
真円を描く事ない光の束のように
なんて足りない情けだと嘆いても
失うものが多過ぎて気にするほどじゃない
どこかで錯覚しなければいつも
自分と対峙する鏡だってそれさえ重ならなかった
君よりも上手に嘘をついて
勝ち誇る卑しさが癖になって割り切る事ができなかった
思えば思うほど涙はつまらなくなって
瞼にうかぶ笑顔は何を告げたか分からなくなった
最期に言おうと用意した祝福を
分かち合うなら闇を照らさなくてもいいのに
ほんの少しの嘘が残ってるなら
背中に貼りついた出会いを消してしまおう
君が願った嘘と真実は今や
いつも先回りしてた僕の後悔
かみしめても目の前を染めるのは
他愛もない嘘の色
最後にしようと決意した仮初は
真円を描く事ない光の束のように
なんて足りない情けだと嘆いても
失うものが多過ぎて
悲しみもゆき過ぎて
気にするほどじゃない