ミルク
Enon Kawatani
青く膨らんだ小さな風船で遊ぶ救世主何をしてるんだ話がしたいと
言ったのは君だろ声に驚いて手を離した
いとも簡単に飛ばされてしまった別れの言葉も言えやしなかった
「子供の歌」って大人の叫び声小さな世界で君は何を見ながら
並べては照らし合わせるのあの時の顔は綺麗だった
朝と夜をまたいで歩くあなたの顔が焼き付いているよ
裸で歌ったちっちゃな体に願いを込めて心を育てた放し飼いだった
透明なあの子も今頃どこかで声をあげたよ
「愛を隠すの苦手なんです」テレビから聞こえた綺麗なふりした
青い星の隅で君は何を見ながら
並べては照らし合わせるのあの時の顔は綺麗だった
朝と夜をまたいで歩くあなたの顔が焼き付いているの