恋
真名杏樹
舌を焼くような Lavender Tea
すがるように ひとくち飲み
瞳を閉じるの
明かり消した部屋 眠れない夜
踏み出すのは早すぎるね
判っているけど
迷いなく 見つめてくれた
あの日のまなざし
馬鹿だな ただのやさしさ
雨が降り出したとき
私の名前 呼んだ声
信じたら悔やむだけでしょう
憂いのない愛を 信じた顔して
嘘つきだな 会うと私
笑っていたけど
心には 癒えるはずない
サヨナラが一つ
お願い 夢で逢えたら
kissで呪文をかけて
もう一度 信じたいメロディー
いとしい想いだけを
ああ 子猫のように
夜に怯えてしまう
恋してる そう認めたなら
涙は止まるのですか
そっと お休み
朝の光りは
此処の彼方に