告白
KOTOKO
キラキラ夏の風 スカート揺らし
走り出す君の影を追いかけたら
背中がふいにきゅっと立ち止まり
笑うから...焦る
目を閉じれば写る
景色
何度も唇を合わせてた
心の奥まで覗かれそうで
思わず瞳そらす
けれど
あとひと雫の勇気
砂の上で滲んでゆく
何度も書いた「好きです」の文字も
二人そっと抱いた夕日
おせっかいな夏がくれたチャンス
解ってる...
輝く"今"は一度だけ
ハラハラ駆け引きは かなり苦手で
から回る胸騒ぎと変な妄想
あの子が意味深に笑うから
ぐるぐると巡る
なんとなく気付いてるんだ
"出会った" それだけで奇跡だと
眩しすぎるから 消えちゃいそうで
心のシャッター 何度も切った
夏に急かされる勇気
駆け足で過ぎてく季節
背中押されて不意の急接近
君の名を呼んだあの日
この瞬間を知っていた
「好きだよ」と
時間も止める景色を
-解らない-
-解りたくない-
誰かのせいにして逃げた
解ってる...解ってたんだ
本当の気持ちも
あとひと雫の勇気
砂の上で滲んでゆく
何度も書いた「好きです」の文字も
君が待っている勇気
見つめ合ったままで深呼吸
この声が
真っ直ぐ届きますように...