Fuzzy
換気扇の下でキスをするたび
他に何もいらないって思えた
Tシャツに移った煙草の匂いで
ふたりの時間を感じてる
この気持ちがいつまで続くかなんて
今日は大した問題じゃない
全部わかったようなそうでもないような
曖昧な夏の気配のせいにして
吐き出した煙と不確かな愛が
吸い込まれて消えてゆく
あなたに言えないことが増えたのは
きっと大人になったから
このまま永遠にあなたの傍にいたい
眩しい光が今を連れ去ってゆく日まで
このまま永遠にあなたを好きでいたい
あぁ 苦くて 切なくて 愛しい
まだ先の長い煙草を置いて
やさしく抱きしめられたら
言葉より早く涙が溢れた
あなたは気付いていないけど
ベランダに差し込むオレンジの夕日
うやむやな日々を照らしてる
未来はだれにも分からないから
約束はしないでいよう
このまま永遠にあなたの傍にいたい
太陽と月が入れ替わるころ重なって
このまま永遠にあなたを好きでいたい
あぁ 熱くて 儚くて 美しい
このまま永遠にあなたの傍にいたい
眩しい光が今を連れ去ってゆく日まで
このまま永遠にあなたを好きでいたい
あぁ 苦くて 切なくて 愛しい