君と月の光
matsuokamitsuru
僕の胸の中のグラスは満ちて
幸せ願うけどいつの間に
ひびから滲んでる
この街じゃ何も見えないと
見ないフリで痛い
信じる事 傷つく事
選ぶ事もせずに
振り向けば
何処までも追いかけて来る
大きくて白い月が
僕は逃げてばかり 背を向けて
闇に手を伸ばすふりした
回り道が続く日々で
ただひとつ咲いた花は
月の満ち欠ける夜 独りじゃ何も
何処へも行けないと
どんな時も傍で君が笑顔をくれた
ぬくもり二度と放さぬよう
何を手にして何を失うだろう
夢はいつの日にも見えるようで
遥か霞んでる
人は何故壊してしまう
大切なものと
求めあって 傷つけて
独りを認めずに
何処へ
夏が終わり秋が過ぎて
また長い冬がそこに
時は無情な程に待つ事を知らず
心は置いたまま
もし僕らが迷う日々で
別れる道に立つ時は
君は信じた道を 月灯り辿り
影を踏まないよう
グラスに溢れる涙 水面に揺れる
光を消してしまわぬように
冷たい君の指を僕が暖める
何処までも追いかけて来る
大きくて白い月から
僕は逃げてばかり
背を向けていたよ
君と出逢うまでは
回り道が続く日々で
ただひとつ咲いた花は
月の満ち欠ける夜 独りじゃ何も
何処へも行けないと
どんな時も傍で君が笑顔をくれた
ぬくもり二度と放さぬよう
光を消してしまわぬように