Rainy Lonely Pavement
抄夜子 森本
目の前の事件に足がすくむ
Rainy Pavement Lonely Pavement
サヨナラの理由は
その娘だったのね
Rainy Pavement Lonely Pavement
肩を寄せる傘の中
後ろめたい笑顔に
見覚えあるシャツの柄
にじんでゆくの
雨音に追いつめられて
言葉もでない
今はもう 大事にしてた
記憶の中の
やさしさが むなしくて
そう 戻れないことも
知ってるけれど
Rainy Pavement Lonely Pavement
あてつけの恋ならしなくないから
Rainy Pavement Lonely Pavement
あなたがいた毎日と
まるで別の長さの
時の上を ただひとり歩いていたの
沈黙に急き立てられて
背中向けても
絶え間なく行き交う人の
醒めた視線に
悲しみがしみる街
傷ついた心を癒やす
手だてはあるの?
今はもう 大事にしてた
記憶の中の
何もかも忘れたい
沈黙に急き立てられて
背中向けても
絶え間なく行き交う人の
醒めた視線に
悲しみがしみる街