夢追人
yuna.
音楽に上手いも下手も関係ない
俺らは俺らの音楽を届けるんだって
あなたの口癖
本当かっこいいよ 私はずっとついてくから
フロアから少し高いステージで汗を流す君は
恋とか愛だとかをうたって
新曲出来るたびに聴かせてくれた
誰とのどんな話かは知らないけど
誰にもわからない将来に向かって君は
ひたむきに ただ突っ走って
気持ちだけが追い越してく
あなたの見る世界は私には見えないけど
いつか叶えるからって 根拠のない言葉
いつかなんて わからないんだって
ロックンロールに刺された夜は
どこか虚しい悔しさに 煙草を染みわたらせて
気持ちを酔わせて あんなに弱ってたあなたは
まだ 夢見てるのね
また今日も同じ話 いい加減聞き飽きたよと私
ふたりで築き上げたものだとか そんなものはもう関係なく
すれ違い 愛のない部屋は残したまま
君の夢 満たせなかった涙のあとも
電話越し 未来を語ったあの日の声も
忘れることなく 少し残した煙草の匂いも
まだ消えなかった
ロックンロールに刺された夜は
どこか虚しい悔しさに 煙草を染みわたらせて
弱った私を まだ酔わせて
まだ一緒に 夢見させて