頬杖とカフェ・マキアート
康 秋元
冷めてしまったカフェ・マキアート
ミルクの泡が寂しく見える
あなたのことを考えてたから
口もつけずに ぼーっとしていた
どうして誰かを好きになると
私が私じゃなくなるの?
頬杖ついて
殻に籠って
過ぎてく時間に気づかずに...
夢の中で生きるように
"もしも"ばかりが
浮かんで消えてくよ
半分飲んだカフェ・マキアート
そう いつもより苦く感じる
電話かメール ずっと待ちながら
忙しいんだと自分に言い聞かせた
友達だったらためらわずに
心に正直になれるのに...
頬杖ついて
壁を作って
私の世界に一人きり
もっと もっと逢いたくて
恋の仕方がわからなくなるよ
頬杖ついて
殻に籠って
過ぎてく時間に気づかずに...
いつのまにか黄昏れて
今日も終わってしまう
頬杖ついて
壁を作って
私の世界に一人きり
もっと もっと逢いたくて
恋の仕方がわからなくなるよ