僕をうずめて
和義 斉藤
僕をうずめて君を聞きたい
乾いた部屋もすぐに潤うさ
明かりを消して音楽を眺めて
僕が僕らになれる日を願う夜
君に生まれる退屈を
僕がうずめてみたいのさ
小さな寝息が腕の中こぼれたら
起こさないように
たばこに火をつける
君の乾きを僕でうめたい
つらい涙はのんであげたいよ
消えそうな星を珍しく眺めたよ
ほかの誰かに永遠は求めない
眠れぬ夜がやって来る
君に助けてほしいのさ
消えそうな星を珍しく眺めたよ
ほかの誰かに永遠は求めない
永遠は求めない...