星空
Toko Furuuchi
車の窓からのぞいてる広がる星空
小さく流れるラジオの古い歌
渋滞の道も今だけは嬉しく思える
話してくたびに好きになる
好きになる
大切な彼女のこと
はにかんで口に出した瞬間
初めてね そんな笑顔
誰かのこと想う気持ち
わかるよ痛いほどに
二人の笑い声が少し胸に苦しくても
ハンドル握る手が
遠く遠く見えても
近くにいたいから
静かに見守るだけ
ずっとそれだけでもいいの
好き という一言を口にすることで
会えなくなるのならば
ポケットの中の
ドアの鍵片手で探れば
ひとりの寂しさ
何故かふとしみるけど
あたたかい気持ちになろう
あなたと過ごした時間を思って
くだらないジョークだって
忘れられない歌のように心に響くよ
あなたとひとつひとつ
思い出つくりたいけれど
何かが変えられて
今の二人のことを離してしまうなら
静かに見守るだけ
ずっとそれだけでもいいの
好き という一言を口にすることで
会えなくなるのならば