語るに落ちる

Keina Suda

これから あなたといつまで 顔を合わせていられるか
ぼんやり考えて野暮だと気付く

代わりにあなたの心を少し分けてよ
聞こえないその言葉の奥のひとひらで良い

横並ぶ影を見ていた 黄昏が伸し掛かる様だ
目に映る全てを抱いて生きて行くんだろう

愛せなくても仕方ないから 下らない世界だから
大層な意味なんて見つけようとしなくていいから
ただ少しだけ 我儘でいい あなたがそう思えたら
幸福だ 皮肉だね でも願っているよ

それから あなたと多くの話をしたね
その度に弱さをまた知って優しくなる

息をする 目を瞑る 嫌な夢で目が覚める
一つだって覚えてはいない 曖昧な胸の痛みだけだ

朝の獣が鳴いている 微睡みを奪い去る様に
身に余る熱に嘆いて生きて行くんだろう

愛せなくても仕方ないから 下らない世界だから
精一杯生きるのが美徳なんて甚だしいよな
離さないでね 硝子越しでも 手を伸ばしてくれたなら
その時はどんな顔で何を話そう

今更 遅いかな そうだよな あなたはあなたを演じていた
もどかしいなんて言葉では表せない

深い夜 為す術も無い だから あなたはあなたを殺していた
咲く心すら隠しては生きていた

愛せなくても仕方ないから 下らない世界だから
随分と考えた いつまでも遊んでいようぜ
ただ少しだけ 我儘でいい あなたがそう思えたら
幸福だ 皮肉だね でも願っているよ

これから あなたといつまで 顔を合わせていられるか
ぼんやり考えて野暮だと気付く

Wissenswertes über das Lied 語るに落ちる von 須田景凪

Wann wurde das Lied “語るに落ちる” von 須田景凪 veröffentlicht?
Das Lied 語るに落ちる wurde im Jahr 2019, auf dem Album “Porte” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “語るに落ちる” von 須田景凪 komponiert?
Das Lied “語るに落ちる” von 須田景凪 wurde von Keina Suda komponiert.

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