雲を恋う

Keina Suda

何処かへ行った晴天と斑な暮らしの中
見慣れた横顔 窓を突いた雨音

言ってしまえば全ては取るに足らない
些細な言葉が尾を引いていく

抱えた痛みの数なんて
覚えてはいないけれど
確かにふたりの愛を育てた

安っぽい日々を送ろうね 下らない話をしようね
乾涸びた朝を重ねては幸せだと笑おうね
きっと先のことは分からない 今はただしなだれた貴女が
涸れる事のないように歌を歌うのだ

慰め合うのは簡単だ 故に此処にあるのは
くすんだ空模様 夢に飼った蜃気楼

貴女の気を惹こうとして
独りに善がっていた
幼く醜い恋心だ

迷い込む闇の行く末に 安らかな心が燈った
差し伸べた手の平はどうか離さないようにしようね
雨の這う紫陽花を見ては 共に揺れる貴女の言の葉が
褪せる事のないように空を仰ぐのだ

囁きを交わして
何でもない秘密を持った
洒涙雨のような思い出だ (ah)

瑠璃色を隔てて
ぎこちなく笑い合っていた
華やかな笑顔に見惚れました
ほら

安っぽい日々を送ろうね 下らない話をしようね
乾涸びた朝を重ねては幸せだと笑おうね
きっと先のことは分からない 今はただしなだれた貴女が
涸れる事のないように歌を歌うのだ
在れるままであるように君を愛すのだ

Wissenswertes über das Lied 雲を恋う von 須田景凪

Wann wurde das Lied “雲を恋う” von 須田景凪 veröffentlicht?
Das Lied 雲を恋う wurde im Jahr 2022, auf dem Album “Kumowokou / Rakkaryusui” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “雲を恋う” von 須田景凪 komponiert?
Das Lied “雲を恋う” von 須田景凪 wurde von Keina Suda komponiert.

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