初夏、殺意は街を浸す病のように

Tatsuya Kitani

青すぎる天井から逃れて
狂ったように冷えた箱の中
煙を喫む蘭服に睨まれて
自分が酷く愚かしく思えた

コンクリートの上で気化する想像が やけに生々しい
今日も渋谷の喧騒が灰に帰す夢で眠りに就く

君のその声が過去になる前に
僕を殺してくれないか
夏に毒されて茹だった頭で
それなりの愛を歌っている

コンクリートの上を逃げてくように
君の背中に渦巻く沈黙と怨恨を見送るとき

君がその声を捨ててしまう前に
僕を殺してくれないか
熱に冒されていかれた頭で
嘘塗れの愛を歌う

六月に溶けた花嫁のように
白が君を連れ去っても
神など要らない
夏の不条理に潰されぬように背を向けて

La la la la la la la
La la la la la la la la
La la la la la la la la la la la

夏に毒されて茹だった頭で
それなりの愛を歌っている

Wissenswertes über das Lied 初夏、殺意は街を浸す病のように von キタニタツヤ

Wann wurde das Lied “初夏、殺意は街を浸す病のように” von キタニタツヤ veröffentlicht?
Das Lied 初夏、殺意は街を浸す病のように wurde im Jahr 2018, auf dem Album “I DO (NOT) LOVE YOU.” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “初夏、殺意は街を浸す病のように” von キタニタツヤ komponiert?
Das Lied “初夏、殺意は街を浸す病のように” von キタニタツヤ wurde von Tatsuya Kitani komponiert.

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