銀河旅団

Jun Maeda

何も上手くいかないで泣いたり
偶然行き着く君と出会ったり

頬に髪が張り付いて
いつもよりも綺麗に見えたんだ

連れてく銀河の海へ
そこには船団が浮かぶ

連れてってその指先に
触れてただのワガママだと知る

避けようもない深みに嵌まったり
突然の褒め言葉にはしゃいだり

風が汗を乾かして
いつも通りの君を見送った

連れてく旅の終わりへ
そこには永遠の都市が

連れてってその唇に
触れて息の熱さを知る

どれだけ歩けば良いんだろう
寄り道もたまにして
いつか再会する君は
飛びきりの笑顔とご馳走
触れて

鳥が高く飛び立った
それが合図だ僕も行かなくちゃ

連れてく銀河の海へ
そこには船団が浮かぶ

連れてってその指先に
触れてまだ生きたいと知る

時に途方に暮れ
時に鼻歌歌い
時に闇に飲まれ
時に涙して

連れてってその唇に
触れて愛することを信じた

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