FREE MAN
清木場俊介
朝から晩まで働いて
会社の為だと働いて
夢を持つことも止められて
僕らは何処に逝くのだろう?
満員電車に揺られて踊る
眠たくないのに眠ったフリで
誰かを真似て知ったかぶりで
三歩進んでは二歩下がる
朝から晩まで働いて
家族の為だと言い聞かせ
リアルな街に染められて
本当の俺は何処にいる?
帰る場所さえ忘れてしまい
過去の光も捨てられず
ネクタイ締めてスーツを着ても
ため息ばかりで終わってく...
これから先は長くもねぇから
自分の為に生きてやる
いつか死ぬなら夢の一つぐらい
叶える為に生きていいだろ?
朝から晩まで働いて
わずかな銭を握りしめ
飲めもしない酒で誤魔化せば
世界は回る 何処までも...。