誰が私を泣かせた?
時計の針たちが 重なって逃げてく
真夜中過ぎたって ネオンが消えない 不夜城六本木
ケバブの屋台とか ぼんやりと眺めて
カオスの人波に飲み込まれながら 孤独を紛らせた
スマホの電源を ずっとオフにしたまま
始発が動くまで 彷徨い続ける
誰が私を泣かせた? 何に傷ついたのか?
見えない血を流している 心の壁
誰が私を泣かせた? 愛に触れたことがないんだ
そんなやさしくされたら 勘違いしちゃうよ
赤いテールランプ 繋がっているのは天国の入り口
待っているのだろう 誘惑六本木
営業時間など もうとっくに超えてる
違法なクラブでは music に酔ってる虚ろげな群衆
職質された時 歳を聞かれたけど
本当の歳月は 忘れてしまった
誰か私を叱って 頬を殴って欲しい
何も信じられなくて 閉ざしたもの
誰か私を叱って どんな言葉だっていいんだ
強く抱きしめられたら しがみつく感情
一人 一人 一人 いつだって一人
どこへ どこへ どこへ 行けばいいのか?
私 私 私 帰りたくないの
滲む涙に 気づいてくれるまで
愛をそっと差し出すのは 獲物狙う者たち
声を今掛けられたら ついて行く
誰が私を泣かせた? 何に傷ついたのか?
見えない血を流している 心の壁
誰が私を泣かせた? 愛に触れたことがないんだ
そんなやさしくされたら 勘違いしちゃうよ