てのひらに

圭子 後藤

きっともう笑わない
淋しく揺れる心は
なにも欲しがってはいないから
そっと手をさしのべた
カラダが熱くならない
大人になったつもりだから
声を殺して 見つめ合う時
瞳のなか濁るものがあったとすれば
チクタク動く 時計を止めなきゃ
消えてゆかない 増えるばかりで
煙草のけむり 歩く鋪道に
しみついて離れられなくなっている
それに似ている
気付かれないでいる
他の誰にも
変わり果てた 私のてのひら
あなたを温められないの
ずっと前からいつも
避けて通ることが
上手くなっていたのは自然なことよ
さっと路地をすり抜け
みんなの側を離れた
孤独を欲しがっていた昨日
小さく光る 愛しい光
私の側から消えてしまわないように
両手で囲み 小さく包み
窮屈なほど 見つめ続けた
帰らないの ここにずっと居たいの
誰も側にいてくれないなら
かっこつける仕草や
目を見ない癖も全部
私だけのものだと思ってた
あっという間に消えた
私のてのひらの上
光が欲しくて 空にかざす

きっともう笑わない
淋しく揺れる心は
なにも欲しがってはいないから
そっと手をさしのべた
カラダが熱くならない
大人になったつもりだから
ずっと前からいつも
避けて通ることが
上手くなっていたのは自然なことよ
あっという間に消えた
私のてのひらの上
光が欲しくて 空にかざす

Wissenswertes über das Lied てのひらに von Beret

Wer hat das Lied “てのひらに” von Beret komponiert?
Das Lied “てのひらに” von Beret wurde von 圭子 後藤 komponiert.

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