夜行バス
Canna
深夜0時過ぎの
静かな都会のビルを抜けて
走り出す 夜行バス
5年振りに帰る
ふるさと思って 涙浮かべ
カバンの中にしまい込んでた
幼い頃の記憶
遠ざかる ただ あなただけを
ずっと抱きしめて 抱きしめられて
懐かしい あの後ろ姿
きっと忘れない 忘れたくない
朝日で目を開ければ
そこにはあなたと遊んだ空き地
よみがえる その風景
バスを降りたらすぐ
何度も大きく息を吸って
そよ風の中 あなたの香り
今でも胸に残る
離れゆく ただ あなただけを
ずっと抱きしめて 抱きしめられて
懐かしい あの後ろ姿
きっと忘れない 忘れたくない
空に浮かぶあなたの笑顔
これからずっと照らしていて
いつまでも ただ あなただけを
ずっと抱きしめて 抱きしめられて
懐かしい あの後ろ姿
きっと忘れない 忘れたくない
深夜0時過ぎの
静かな都会のビルを抜けて
また走り出す 夜行バス