刻は波のように
Teru
風に急かされて波打つ海辺を10年振りに歩いた夏の日
今も2人がいたこの場所で失ったものを探してる
引いては返す波の切なさが
胸を打ち続けた
1人きり愛を傷つけて 心まで殺してしまっていた
壊れそうな あなたへの想い 戻れない刻は波のように
地平線の先 落ちる太陽が「また明日ね」と手を振る
And you
And you
And you
母の指先が痩せ細っていた
「もう歳だよね」と笑って隠した
長く長くその手が守る 愛に理由などはないよね
誰のために生きてきたとか
誰のために生きてゆくとか
1人きり愛を抱きしめて 遠くまで歩いた夏の日
果てしなくあなたへの想い 戻る事ない刻は波のように
地平線の先 揺れる月明かり またいつか逢いに来るよ
And you
And you
And you
And you