カール
素生 松本
洒落た手紙には洒落てる詩を
ただ洒落た街角に星降る夜を
眠れない夜を経て
落ち合おうどこかで
でも少し僕達は遠すぎる気がした
夜をかき分けた君の細い腕
何もかも気付かずに落として走る
けどそれをできるだけ
受け止める僕です
でも少しこの街は広すぎる気がした
いつでも僕等は笑っていよう
懐かしい匂いにだまされて行こう
僕は思うんだ
かつて夕暮れにさされた日から
ただ揺れるカゲロウに
燃やされる日々
気付いたら都会では
探してたパレード
けど僕は君にただ会いたいなあ
それだけ
いつでも僕等は笑っていよう
懐かしい匂いにだまされて行こう
僕は思うんだ