琥珀
KOTOKO
長く伸びたあぜ道君の背に
頬こすりつけ
未来の話をした本当はね
分かってたんだ叶わないって
だから僕はきまって最後には
吹き出すくらい可笑しな顔をしてさ
また明日って手を振った
悔しくてあの日くれた
ノートは今も白紙のまま
遠く遠く琥珀色の夢の中
必ず君は凛と立っていて欲しい
赤く錆びた自転車いつの間に
時は過ぎたの流行りの服も変わり
行方も解らぬまま
伝えたい言葉だけが
コートの裏で疼いてる
深く深く琥珀色の海のような
強い眼差し今も持っていて欲しい
同じ場所で同じように会えたなら
遠く遠く旅立った意味教えて
あの日の君より眩しく笑ってみせて
深く深く琥珀色の海のような
強い眼差し今も持っていて欲しい
遠く遠く琥珀色の夢の中
必ず君は凛と立っていて欲しい
遠く遠く旅立った意味教えて
あの日の君より