Lupe

Atsuhiko Nakatsubo, Kotoko

細く尖った針が 身体を突き刺し
硝子に横たえた翅 最後の光を放つ
瑠璃に込めた祈り 閉ざされて
見られて 目醒めて 迷って

優しい指と硝子の箱が これから唯一の世界
空を忘れて 動きを止めて 慟哭に溺れて
深い眼差し 真綿でくるみ 記憶さえも溶かしてく
もう探せない
無駄に広げた翅が夢に見てた世界

あれは昨日の扉 開けてはいけない
わずかに注された水に 歪んだ境界 越えて

繭の中で見てた幻は
眩く 卑しく 儚く

冷たい窓と輪の光が これから唯一の世界
締め付けられた鈍い痛みに いつしか酔いしれて
このまま時が止まるのならば それもいいと目を閉じた
はね除ける腕 あざ笑うように 心に住み着いた世界

瑠璃に込めた祈り 閉ざされて
見られて 目醒めて 迷って

永遠の美と硝子の部屋が これから唯一の世界
悶える胸に傷が広がり また引き戻される
銀を振りまき心犯してあの日求めてた神秘
今落ちてゆく
無駄に広げた翅が夢に見てた世界

Wissenswertes über das Lied Lupe von Kotoko

Wer hat das Lied “Lupe” von Kotoko komponiert?
Das Lied “Lupe” von Kotoko wurde von Atsuhiko Nakatsubo, Kotoko komponiert.

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