コンパートメント

Yumi Matsutoya

白い眠りぐすり
冷たい水が運ばれて来る
似てる苦しみ持つ人は
ゆく先をきかない
闇をすべる汽車は
氷河のようにゆるやかだけど
幼い頃住んだ町は
離れてゆくばかり

あのひとが愛のかわりに
残していったのは
声たてて笑ったあとに
遠くを見つめるくせ

そばにいられるなら
熱い瞳は交せなくても
歓ぶ顔に喜べる
ゆれる影でいたい

どなたか私を降ろさせて
忘却列車のデッキから
どなたか私をあわれんで
このまま冷めだす
自分が哀しい

もしや愛は戻る
そんなのぞみは小箱に入れて
輝く真鍮の鍵を
線路に投げましょう

あのひとの途切れた声の
ゆくえ探すように
すれちがう同じコロンに
ふりむいてしまうくせ

白い眠りぐすり
冷たい水と喉に溶ければ
つややかな馬にまたがり
テムズを渡る夢
やがて私は着く
全てが見える明るい場所へ
けれどそこは朝ではなく
白夜の荒野です

Wissenswertes über das Lied コンパートメント von 松任谷由実

Wann wurde das Lied “コンパートメント” von 松任谷由実 veröffentlicht?
Das Lied コンパートメント wurde im Jahr 1980, auf dem Album “時のないホテル” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “コンパートメント” von 松任谷由実 komponiert?
Das Lied “コンパートメント” von 松任谷由実 wurde von Yumi Matsutoya komponiert.

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