経る時

Yumi Matsutoya

窓際では老夫婦が
ふくらみだした蕾をながめてる
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても
何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく

二度と来ない人のことを
ずっと待ってる気がするティールーム
水路に散る桜を見に
さびれたこのホテルまで

真夏の影 深緑に
ペンキの剥げたボートを浸し
秋の夕日細く長く
カラスの群れはぼんやりスモッグの中に溶ける

どこから来て どこへ行くの
あんなに強く愛した気持も 憎んだことも
今は昔
四月ごとに同じ席は
うす紅の砂時計の底になる
空から降る時が見える
さびれたこのホテルから

Wissenswertes über das Lied 経る時 von 松任谷由実

Auf welchen Alben wurde das Lied “経る時” von 松任谷由実 veröffentlicht?
松任谷由実 hat das Lied auf den Alben “REINCARNATION” im Jahr 1983 und “SEASONS COLOURS -春夏撰曲集-” im Jahr 2007 veröffentlicht.
Wer hat das Lied “経る時” von 松任谷由実 komponiert?
Das Lied “経る時” von 松任谷由実 wurde von Yumi Matsutoya komponiert.

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