Home Townへようこそ
Yumi Matsutoya
なだらかな丘うしろへ流れて
白いプロペラゆっくり止まれば
そこははじめてたずねる あなたの home town
フェンスにのぼって 手を振るあなたに
駆け出すのよ帽子おさえて
スーツケースを奪い取るように
少し照れてるあなたにキスした
本当に飛んで来たのね 遥かな home town
心配しないで私の未来が
ここにあると知っていたのよ
なんて紹介するの こんな服でいいの
あなたのママに気に入られるわ
きみに見せたい景色があるんだ
いつも話してきかせてくれたね
本当に田舎ね ここは素敵な home town
雲の輝きに まぶたをこすった
急に顔をのぞき込むのね
澄んだ瞳なのは 澄んだ空のせいね
ついてゆくから幸せにして
明日電話して あなたから云って
彼女はとても幸せですと