風の手のひらの上

元春 佐野

ずっと昔の記憶のなか
いつだったか想いだせない
夏の宝石のように入り組んだ
空のあざやかな輝き
身繕いをしながら
「仕方がない」と彼女は言う
疑わしく囁いて
黒いレースのストールを
夜に巻きつける
答えはいつでも
形を変えてそこにある
風の手のひらの上
ヘッドライトに気を取られて
足下がふらっついていた
さびれた駐車場で
過去にこんがらがったまま
月が昇ってゆく
バカさわぎはもういい
無傷なものなんて
そうさ どこにも見当たらないのさ
答えはいつでも
形を変えてそこにある
風の手のひらの上
はじめてのことじゃないんだ
静かに銃をとって
覚悟は決めてるんだ
街の灯からずっと離れて
アリバイを探し続けた
誇りをささえているものが
崩れてしまわぬように
おとぎ話じゃない
今日も 明日も
居場所が見つかるまで
そうさ 憂いてみても
始まらないのさ
答えはいつでも
形を変えてそこにある
風の手のひらの上
すべてが何もかもうまくゆく
いつかきっと
風は手のひらの上

Wissenswertes über das Lied 風の手のひらの上 von 佐野元春

Wann wurde das Lied “風の手のひらの上” von 佐野元春 veröffentlicht?
Das Lied 風の手のひらの上 wurde im Jahr 1997, auf dem Album “THE BARN” veröffentlicht.
Wer hat das Lied “風の手のひらの上” von 佐野元春 komponiert?
Das Lied “風の手のひらの上” von 佐野元春 wurde von 元春 佐野 komponiert.

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